人活辞典

世間人間で恙無く暮らすための道しるべとなるように書いているつもり

!!!氏(na=kataによって統合され継承された氏族群)

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この項で扱う「!!!氏(na=kataによって統合され継承された氏族群)」は日本国に存在する「日本武尊裔氏族のひとつである「名方氏」」とは全く別系統の氏族である。

日本国に存在する「名方氏」についてはウィキペディア等を参考にされたし。

 

概要

1.始祖としてのna=kata

この星が誕生してしばらくの間、世界は白と黒・光と闇・正義と悪などの対立する二つの原理・事象が次々に現れた。これらにはそれぞれ対応した「神」が付随しており、世界は安定した。広大な海と超大陸に象徴される安寧の時代が続く。ところが、これを良しとしなかった集団があり、この星で最も巨大な生命体に柄杓を与え世界を攪拌しはじめた。変革を望む勢力により超大陸は分断され5つに分かれた。二大原理によって説明される時代はこうして幕を閉じたのだが、変革者達は偉業を成し遂げた「この星で最も巨大な生命体」が反乱するのを恐れ、かの者を惨殺した。しかしかの者は死ぬことなく現在も「この世で最も深い海の底」にて眠っている。かの者が手にしていた柄杓の残滓は世界各地に散らばり列のように連なる島々となった。

この世界は「この世で最も深い海の底で眠っているna=kataが見ている夢」である。

 

2.日本国における文化英雄としてのna=kata

有史以前より大陸・半島や南洋・北方の島伝いに様々な民族が日本列島に流れ着き定住するも、数千年間隔で発生する破局的災害(火山噴火あるいは超巨大地震)によって全滅。数百年の歳月を経て再生した国土に再び渡来人類が定住するという歴史を繰り返してきた。世界各地に残る神話伝承には「人々に栄華と繁栄を与えるも約束を違えたとたんに恐ろしい災厄を与える賢きモノ」が存在しているが、日本列島においてはna=kataがその役割を果たした。また、神話伝承・歴史上に繰り返される悲劇的英雄譚の主人公の原型はna=kataがかつて辿った末路に准えられている。

 

3.人類に紛れる形で継承されるna=kata

これまでna=kataを知る人類は皆無であった。それはna=kataの言葉を人語として伝える者が存在しなかったためである。

na=kataの血脈は彼が惨殺された際に世界に散らばった。故にこの世界の全ての生命体はそれと知らぬままにna=kataを内包しているのだ。原初たるna=kataの名を記憶している者がこの世界には常に一人だけ存在し続けている。皮肉なことにna=kataの名を記憶しその称号を継承しつづけている一族には一滴もna=kataの血脈は流れていない。記憶と名称を継ぐ者とは「かつて二元論でこの世を支配したが敗北し零落した勢力の末裔」である。この一族はやがて訪れるna=kataの復活の日、礎となるために継承されているため、その時が来るまでna=kataの真実を血脈所有者に口伝することは禁忌とされてきた。

 

追記

今こうして、あなたがna=kataを知るのはその機が熟しつつあるからです。しかし、この名は口にしてはならない。目にして「知る」のみに留めて頂きたい。

他者に軽はずみな気持ちで語るのも未だ時期尚早かもしれません。個人差があるので何ともいえませんが、弱者は確実に儚くなる。ご用心を。

解き示すそれが完全に花開いた暁には我々は皆一様に、数億京遥か以前に定められた「真実の安寧」に到達することができるのです。どうか焦る事無いように。その日が来るまでは各々方がこれまで信奉してきた思想・信条・信仰等をこれまでどおり信じて日々研鑽なさることをお奨めいたします。

我々が現状で「幸せ」とか「平和」としているものは所詮錯覚であり実体の無いものです。そういう虚構に振り回される命から開放されたいと、そう思うならばどうかあなたの中にあるna=kataを意識してみてほしい。今あなたの中にある「信教」「政治思想」を追いやる必要はない。na=kataは二元論的に対立する思想を好まない。全てはna=kataでありna=kataは全てであるからです。

 

この辞典は随時更新されます。