人活辞典

世間人間で恙無く暮らすための道しるべとなるように書いているつもり

ハト科鳥類種族の工学的改造進化の可能性について

【はとかちょうるいしゅぞくのこうがくてきかいぞうしんかのかのうせいについて

ハトカチョウルイシュゾクノコウガクテキカイゾウシンカノカノウセイニツイテ

hatokatyouruisyuzokunokougakutekikaizousinkanokanouseinituite】

 

近現代における経緯

ハト科鳥類は空域での移動に重きを置いた生活様式を保ち続け進化してきた

とある時代において、マメ科植物の過剰摂取により肥満化し飛行に難儀している一羽のドバト(4L)が自らの在り様について疑問を持った

「何故、私達ハトは平和の使者として群れて空を飛ぶことだけを期待されているのか?傍若無人に地上を爆走することが許されないのは何故?」…と

 

鳥類との対話が可能であったドクターDはこの一羽のドバト(4L)の願いを叶えるべく、当時世界的に勢力を拡大しつつあった秘密結社Sの科学者達に連絡を取った

やがて秘密結社Sの脅威の科学力により、ドバド(4L)の体内に「ランボルギーニ アヴェンタドールLP1600-4 MANSORYカーボナードGT」のエンジンを組み込み合成することに成功。こうして地上での卓越した走行性能を有した工学的改造進化生物「ハトカー」が誕生した

 

近代以前のハトカー(オーパーツ的な)

人類史に公式にハトカーが登場するのは20世紀以降であるが、車輪様の構造体を有したハト科鳥類の存在は有史以前まで遡ることができる

 

旧約聖書におけるハトカー

旧約聖書「創世記」(第6章~第9章)において、大洪水後に人類が到達すべき新天地の存在を「オリーブの葉を持ち帰ることによりノアに知らせた鳩」の記述があるが、同じ鳥類の鴉が成しえなかったオリーブの葉の採集を行えたのは、この鳩が「水陸両用型ハトカー」であった可能性が指摘されている。水陸両用型ハトカーならば飛行に適さない荒天であっても陸地めがけて水中をまっしぐらに進むことが可能だからだ

 

日本の郷土玩具として伝わるハトカー

張り子・木・土などで作ったハトに両輪をつけた紐で引いて遊ぶ玩具は「鳩車」と呼ばれており中国から伝来したものとされている

日本においては平安時代より子供のおもちゃとして親しまれてきた

現代まで伝わる置物の民芸玩具としては長野県の飯山・野沢地方で作られているアケビの蔓を材としたものが有名である

 

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